「入居したら、どのくらい会いに行けるの?」「たまには自宅に連れて帰りたい」——老人ホームを検討するご家族から多く寄せられる声です。この記事では面会の頻度や外泊のルール、ご家族との関わり方について、旭川の実例を交えながらわかりやすくお伝えします。
面会の頻度に「決まり」はある?
結論からお伝えすると、面会の頻度に法律で決められたルールはありません。基本的には「ご家族が会いたいときに会える」のが老人ホームの原則です。実際には、毎日顔を出すご家族もいれば、遠方のため月に1〜2回というご家族もいらっしゃいます。
大切なのは「回数の多さ」よりも「本人が安心できること」です。たとえ短い時間でも、ご家族の顔を見るだけで表情が明るくなる高齢者の方は少なくありません。逆に、無理をして頻繁に通おうとするとご家族の負担が大きくなり、長続きしないこともあります。ご自身の生活リズムに合わせて、無理のない範囲で続けられる頻度を見つけることをおすすめします。
なお、施設によっては面会時間帯が決められている場合があります。多くは日中の9時〜18時ごろですが、事前に連絡すればそれ以外の時間にも柔軟に対応してくれる施設もあります。
面会時に確認しておきたいこと
面会は、ただ会うだけでなく、日頃の様子を知る大切な機会です。次のような点をさりげなく確認しておくと安心です。
- 食事をしっかり食べられているか
- 顔色や表情、身だしなみに変化はないか
- スタッフとの関係は良好か
- 困っていることや希望はないか
「住宅型有料老人ホーム」という言葉に馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。これは、生活の場としてお部屋を提供しつつ、必要に応じて外部の介護サービスを利用できる形の施設のことです。当社が旭川市で運営する「うらら」や「セラヴィ豊岡」でも、ご家族の面会を大切な機会と考え、日々の様子を丁寧にお伝えするよう心がけています。気になることがあれば、遠慮なくスタッフにお声がけください。
外泊はできる?そのルールと注意点
「お正月やお盆に自宅で過ごさせたい」「法事に連れて行きたい」——こうした外泊のご希望も、多くの老人ホームで対応可能です。ただし、いくつか事前に確認しておきたいポイントがあります。
まず、外泊は事前申請が基本です。数日前までにスタッフへ伝えることで、お薬の準備や体調管理の引き継ぎがスムーズになります。持病がある方は、外泊中の服薬タイミングや緊急時の連絡先を確認しておくと安心です。
また、旭川は冬の寒さと雪が厳しい地域です。冬季の外泊では、移動時の防寒や路面の凍結に十分注意が必要です。車いすの方の場合、雪道での移動には想像以上に体力を使いますので、無理のない計画を立てましょう。施設によっては、玄関先までの送り出しやお迎えの手伝いをしてくれるところもあります。
ご家族との関わりが本人を元気にする
面会や外泊は、本人にとって「自分は大切にされている」と感じられる大きな支えになります。認知症の方でも、ご家族との触れ合いによって穏やかになったり、昔の記憶が呼び起こされたりすることがあります。
一方で、ご家族が「もっと頻繁に会わなければ」と自分を責める必要はありません。施設のスタッフは日々のケアを担うプロです。ご家族には、ご家族にしかできない「心の支え」という大切な役割があります。両者が役割を分け合うことで、本人にとって最も良い環境が生まれます。
遠方にお住まいのご家族には、電話やビデオ通話を活用する方法もあります。旭川の四季の写真を持って行ったり、思い出の話をしたりと、限られた時間を大切に過ごす工夫はたくさんあります。
まとめ
面会の頻度に決まりはなく、外泊も事前の準備をすれば多くの施設で可能です。大切なのは、ご家族が無理なく続けられる形で、本人の安心につながる関わりを持つことです。旭川の気候に合わせた配慮も忘れずに、本人らしく過ごせる環境を整えていきましょう。
面会や外泊のルール、施設選びについてのご不安は、介護と不動産の両面からワンストップでサポートできる合同会社きぼうへご相談ください。旭川市で「うらら」「セラヴィ豊岡」を運営する私たちが、ご家族に寄り添ってお応えいたします。