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認知症の種類を知ろう|アルツハイマー型とレビー小体型の違いと対応のポイント

介護のこと  2026年08月29日

「認知症」とひとことで言っても、実はいくつかの種類があることをご存じでしょうか。種類によって症状の出方や接し方のコツが異なります。今回は代表的なアルツハイマー型とレビー小体型を中心に、違いと対応のヒントを分かりやすくお伝えします。

認知症にはいくつかの種類があります

認知症とは、脳の働きが少しずつ低下して、記憶や判断力に支障が出てくる状態のことをいいます。実は認知症は一種類ではなく、原因となる病気によっていくつかのタイプに分かれます。代表的なものは次の通りです。

  • アルツハイマー型認知症:もっとも多いタイプで、記憶障害から始まることが特徴です。
  • レビー小体型認知症:幻を見たり、体の動きが鈍くなったりするのが特徴です。
  • 血管性認知症:脳梗塞や脳出血などが原因で起こります。
  • 前頭側頭型認知症:性格や行動の変化が目立つタイプです。

同じ「認知症」でも、種類によってご本人が困っていることが違います。まずは「どのタイプか」を知ることが、適切な対応の第一歩になります。

アルツハイマー型認知症の特徴と対応

アルツハイマー型は、認知症全体の半数以上を占めると言われる、もっとも身近なタイプです。脳に「アミロイドβ」という異常なたんぱく質がたまることで、神経細胞が少しずつ壊れていきます。

主な特徴は、新しいことを覚えられない記憶障害です。「さっき食事をしたことを忘れてしまう」「同じ話を何度も繰り返す」「今日の日付が分からなくなる」といった様子が見られます。症状はゆっくりと進行していくのが一般的です。

対応のポイントは、「忘れてしまうこと」を責めないことです。ご本人は忘れているという自覚がなく、指摘されると不安や混乱につながります。「大丈夫ですよ」とやさしく受け止め、メモやカレンダーを活用して安心できる環境を整えてあげましょう。

レビー小体型認知症の特徴と対応

レビー小体型は、アルツハイマー型に次いで多いとされるタイプです。「レビー小体」という特殊なたんぱく質が脳にたまることで起こります。

大きな特徴は次のような点です。

  • 幻視:実際にはいない人や動物、虫などがはっきり見える。
  • 調子の波:しっかりしている時とぼんやりしている時の差が大きい。
  • 体の動きの低下:手足が震えたり、動きがゆっくりになったりする(パーキンソン症状)。
  • 睡眠中の異常:寝ているときに大声で叫んだり、暴れたりする。

対応のコツは、幻視を頭ごなしに否定しないことです。「そんなものいない」と言うと、かえってご本人を不安にさせてしまいます。「そうなんですね、私が確認しますね」と寄り添う姿勢が安心につながります。また、転びやすいので足元の安全にも気を配りましょう。

違いを知ることが「その人らしい暮らし」につながります

アルツハイマー型とレビー小体型では、同じ「認知症」でも困りごとや必要な支えが大きく異なります。記憶を支える工夫が必要なのか、幻視や転倒への配慮が必要なのか——タイプを理解することで、ご本人が安心して過ごせる関わり方が見えてきます。

旭川市でも高齢化が進み、認知症とともに暮らすご家庭が増えています。私たちが運営する住宅型有料老人ホーム「うらら」「セラヴィ豊岡」では、お一人おひとりの認知症のタイプや状態に合わせて、無理のない生活をサポートしています。「うちの家族はどのタイプだろう」と迷ったときも、まずはご相談いただければと思います。

まとめ

認知症は種類によって症状も対応も変わります。正しく知ることは、ご本人を守り、ご家族の負担を減らす大きな力になります。焦らず、その人らしい暮らしを一緒に考えていきましょう。

認知症のことや施設入居のご不安、さらに空き家や住み替えなど不動産のお悩みもワンストップでご相談いただけます。旭川市で介護と住まいのことなら、ぜひ合同会社きぼうへご相談ください。

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