熱中症というと夏のイメージが強いですが、実は冬にも「低体温」という命に関わるリスクが潜んでいます。特に寒さの厳しい旭川市では、ご高齢の方の体温管理がとても大切です。今回は冬の体温トラブルを防ぐポイントをわかりやすくお伝えします。
冬に増える「低体温」とは?
低体温とは、体の中心部の体温(深部体温)が35度以下に下がってしまう状態のことをいいます。人間の体は本来36〜37度前後に保たれていますが、これを下回ると体の機能がうまく働かなくなり、ぼんやりする、動きが鈍くなる、ひどい場合は意識を失うといった危険な状態につながります。
特にご高齢の方は、若い頃に比べて寒さを感じにくく、体温を作り出す力も弱まっているため、本人が「寒い」と気づかないうちに低体温が進んでしまうことがあります。「暖房をつけていたのに手足が冷たかった」というケースも珍しくありません。
旭川の冬は室内でも油断できません
旭川市の冬は、氷点下20度を下回る日もある全国屈指の寒さで知られています。屋外の寒さはもちろんですが、実は注意すべきは「室内」です。夜間に暖房を切ってしまったり、トイレや脱衣所など暖房の届かない場所で体が急に冷えることで、低体温やヒートショック(急な温度差による血圧の変化)が起こりやすくなります。
また、雪かきなどで屋外にいる時間が長くなると、思った以上に体が冷えていることもあります。「北海道の家は暖かいから大丈夫」と思いがちですが、部屋ごとの温度差にこそ気をつけたいものです。
ご家庭でできる冬の体温管理のコツ
特別な道具がなくても、少しの工夫で体温トラブルは防げます。ご家庭で今日から実践できるポイントをまとめました。
- 部屋ごとの温度差を減らす:リビングだけでなく、廊下やトイレ、脱衣所も暖めておきましょう。
- 首・手首・足首を温める:太い血管が通る「3つの首」を温めると、効率よく体全体が暖まります。
- こまめな水分補給:冬は喉の渇きを感じにくいですが、水分不足は血流を悪くし、体を冷やします。
- 温かい食事をとる:みそ汁やスープなど、体の内側から温まる食事を意識しましょう。
- 体温を測る習慣を:朝晩に検温し、いつもより低くないか確認すると安心です。
ご高齢の方はご自身で「寒い」と訴えにくいこともあるため、ご家族が手足の冷たさや顔色をこまめに気にかけてあげることが何よりの予防になります。
施設での安心した体温管理という選択肢
とはいえ、離れて暮らすご家族の体調を24時間見守るのは簡単ではありません。特に旭川のような寒冷地では、「夜中にちゃんと暖かく過ごせているだろうか」と心配される方も多いでしょう。
私たちが運営する住宅型有料老人ホーム「うらら」「セラヴィ豊岡」では、室温を一定に保ち、スタッフが日々の体調や体温の変化を見守る体制を整えています。厳しい冬でも安心して過ごしていただけるよう、一人ひとりの生活リズムに合わせたサポートを大切にしています。
「自宅での冬越しが不安になってきた」という時こそ、施設という選択肢が心強い支えになります。
まとめ
熱中症だけでなく、冬の「低体温」もご高齢の方にとって見過ごせないリスクです。旭川の厳しい寒さの中でも、部屋の温度差をなくし、こまめに体調を確認することで多くのトラブルは防げます。ご家庭での工夫と、必要に応じた施設のサポートを上手に組み合わせていきましょう。
冬の体温管理や施設への入居、さらには住み替えに伴う不動産のことまで、介護と住まいをワンストップでご相談いただけるのが私たちの強みです。どんな小さなご不安でも、まずは合同会社きぼうへお気軽にご相談ください。