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高齢者の転倒を防ぐために|施設選びで見るべき環境と安全対策のポイント

介護のこと  2026年09月02日

「最近つまずくことが増えた」「夜中にトイレへ行くのが心配」――ご家族やご本人からよく聞くお悩みです。高齢者にとって転倒は、骨折や寝たきりのきっかけにもなる大きなリスク。今回は転倒を防ぐための環境づくりと、施設選びで確認したい安全対策を分かりやすくご紹介します。

なぜ高齢者は転倒しやすいのか

年齢を重ねると、筋力の低下やバランス感覚の衰え、視力の変化などが少しずつ進みます。若い頃なら何でもなかった段差やちょっとした床の凹凸でも、足が上がりきらずにつまずいてしまうことがあるのです。

さらに旭川市のような雪国では、冬場の転倒リスクが一段と高まります。屋内でも玄関先の雪や靴の底に付いた水分で床が滑りやすくなり、外出時には凍結した路面が大きな危険となります。冬が長い地域だからこそ、屋内・屋外の両面から転倒対策を考えることが大切です。

ご自宅でできる転倒予防の環境づくり

まずはご自宅でできる工夫からご紹介します。特別な工事をしなくても、少しの見直しで転倒リスクは大きく下げられます。

  • 床の障害物を減らす:電気コード、新聞、マット類はつまずきの原因になりやすいので整理しましょう。
  • 手すりを設置する:廊下・トイレ・浴室・玄関など、体を支える場所に手すりがあると安心です。
  • 明るさを確保する:夜間のトイレ移動に備え、足元灯(フットライト)をつけると安全です。
  • 滑りにくい履物を選ぶ:かかとのある、足にフィットする室内履きがおすすめです。

とはいえ、ご自宅の間取りによっては十分な対策が難しい場合もあります。「どこまで手を入れるべきか」「そろそろ施設を考えた方がいいのか」と迷ったときは、専門家に相談してみるのも一つの方法です。

施設ではどんな安全対策がされているのか

住宅型有料老人ホームでは、転倒を防ぐための工夫が建物全体に取り入れられています。私たちが旭川市で運営する「うらら」「セラヴィ豊岡」でも、次のような環境を整えています。

  • 段差の少ないバリアフリー設計:居室から共用スペースまで、つまずきの原因となる段差をできるだけなくしています。
  • 廊下やトイレの手すり:移動の動線に沿って手すりを配置し、いつでも体を支えられるようにしています。
  • 滑りにくい床材:水回りでも滑りにくい素材を使い、転倒リスクを軽減します。
  • スタッフの見守り:夜間も含めて、体調や動きに気を配り、必要なときにすぐ手を差し伸べられる体制です。

ハード(設備)とソフト(人の見守り)の両方がそろっていることが、施設ならではの安心感につながります。

施設見学でチェックしたいポイント

施設を検討する際は、パンフレットだけでなく実際に足を運んで確認することをおすすめします。見学時には次の点に注目してみてください。

  • 廊下や居室に手すりが十分に設置されているか
  • 床が滑りにくく、段差がないか
  • 夜間の照明や見守り体制はどうなっているか
  • 冬季の玄関・アプローチの除雪や凍結対策はされているか

特に旭川では冬の安全対策が欠かせません。見学の際に「雪の時期の対応」を尋ねてみると、その施設の細やかさが見えてきます。

まとめ|転倒予防は暮らしの環境選びから

転倒は、ちょっとした環境の工夫で大きく防ぐことができます。ご自宅での対策も大切ですが、加齢や冬の厳しさを考えると、安全に配慮された施設での暮らしが安心につながることも少なくありません。ご本人の状態やご家族の思いに合わせて、無理のない選択をしていきましょう。

合同会社きぼうでは、介護施設のご相談に加え、代表が営む不動産業とも連携し、住まいと介護のワンストップ相談が可能です。転倒予防や施設選びでお悩みの際は、ぜひ合同会社きぼうへご相談ください。

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