介護保険について調べると出てくる「施設サービス」と「居宅サービス」という言葉。名前は似ていても中身は大きく異なります。この記事では両者の違いと、ご家族に合った活用のコツを、旭川市での暮らしを例にわかりやすくご紹介します。
介護保険サービスは大きく2種類に分かれます
介護保険で受けられるサービスは、暮らす場所によって大きく「施設サービス」と「居宅サービス」の2つに分けられます。
施設サービスとは、特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などに入居して受けるサービスのこと。生活の場そのものを施設に移して、24時間体制で介護を受けられるのが特徴です。
居宅サービスとは、自宅で暮らしながら利用するサービスを指します。ヘルパーさんが自宅に来てくれる「訪問介護」や、日帰りで施設に通う「デイサービス」、短期間だけ泊まる「ショートステイ」などが含まれます。「居宅」という言葉には“住み慣れた場所で暮らし続ける”という考え方が込められているのです。
それぞれのメリット・デメリット
どちらが良い・悪いではなく、ご本人の状態やご家族の事情によって向き・不向きがあります。
施設サービスのメリットは、専門スタッフが常にそばにいる安心感です。夜間の見守りや医療的ケアが必要な方に向いています。一方で、住み慣れた自宅を離れることになり、費用も一定以上かかる点がデメリットといえます。
居宅サービスのメリットは、慣れ親しんだ我が家で過ごせること。費用も必要なサービスだけを組み合わせて調整できます。ただし、ご家族の負担が大きくなりやすく、介護度が重くなると在宅での対応が難しくなることもあります。
旭川市は冬の寒さが厳しく、雪かきや通院の送迎など、在宅介護では季節特有の負担も見逃せません。そうした地域事情も、どちらを選ぶかの大切な判断材料になります。
「住宅型有料老人ホーム」という選択肢
実は、施設と自宅の“いいとこ取り”のような選択肢もあります。それが私たちが旭川市で運営する住宅型有料老人ホーム「うらら」「セラヴィ豊岡」のような施設です。
住宅型有料老人ホームは、入居しながらも必要な介護は外部の居宅サービス(訪問介護やデイサービスなど)を利用する形をとります。つまり「施設で暮らす安心感」と「居宅サービスを自由に組み合わせられる柔軟さ」を両立できるのです。
たとえば、日中は見守りスタッフがいる環境で安心して過ごし、体調に合わせて訪問介護を増減する、といった調整が可能です。ご本人の自立度を大切にしながら、必要なサポートだけを受けられるのが大きな魅力といえます。
かしこい活用のために大切なこと
施設・居宅どちらを選ぶにしても、まずはケアマネジャー(介護の計画を立てる専門職)に相談し、ご本人に合ったケアプランを作ることが第一歩です。そのうえで、次のような視点を整理しておくとスムーズです。
- ご本人の介護度や医療ケアの必要性
- ご家族が介護にどれだけ関われるか
- 月々かけられる費用の目安
- 自宅や空き家をどう扱うか(売却・賃貸・維持)
特に見落としがちなのが、最後の「住まいの問題」です。施設入居を機に自宅が空き家になるケースは旭川市でも少なくありません。介護と不動産は、実は切り離せない関係なのです。
まとめ:介護と住まいの悩みをワンストップで
施設サービスと居宅サービスは、暮らす場所と受け方が異なるだけで、どちらもご本人の生活を支える大切な仕組みです。「うらら」「セラヴィ豊岡」のような住宅型有料老人ホームなら、両方の良さを活かした柔軟な暮らしが実現できます。
合同会社きぼうは、代表が不動産業(ハウスドゥ澄川/合同会社スミリア)も営んでおり、介護施設のご相談と空き家・ご自宅の活用まで、ワンストップでお手伝いできるのが強みです。介護と住まいのお悩みは、ぜひ合同会社きぼうへご相談ください。